いぇっぷぐな HER!

K-POP愛を、思うままに。

iKONの話

 

iKON日本ツアー、幕張公演終わりましたね。私は今回のツアー、ハンビンの件が起きて最初の公演、福岡初日に参戦してました。チケット取った時は、まさかそんなことが起きるなんて想像もしていないし、約2年ぶりのハンビン、そしてiKONだったのでそれはもうドッキドキのワックワク。今か今かとライブを待っている間にそれは起きて、ハンビンのことも心配だし、メンバーのことも心配だし、そんなこと考えてる場合じゃないとは思いつつ、活動のことや公演のことも不安だし。感情はぐちゃぐちゃで、わりとすぐ6人で公演やりますと言われたけれど、正直どんな気持ちで見たらいいのか分からなかったし、そもそも私はこのライブをきちんと見ることができるんだろうかとばかり思っていました。

 

結論から言って、初日福岡、死ぬほど楽しかった!のひと言に尽きました。そりゃもちろん、泣いた。ジコさんの契約終了時ですら感じなかった「心が張り裂ける」って思いを痛感したし、本っっ当に心が痛かったです。6人でステージに出てきた瞬間とか、振りの中で自然とそうなってしまったような、人1人分のスペースとか(これは目の錯覚かもしれないけど)。最後のジナンちゃんの涙なんて、たまったもんじゃないほんと。でも、オープニングからアンコールを通して、言葉で言い表せられないような何かが6人からひしひしと伝わってきて、どうにかそれに応えたくて、とにかく全力で楽しまなきゃ!!と、時々涙拭きながら死ぬ気で楽しみました。頑張らないと楽しめなかったという意味じゃなく、気持ちの面でね。事務所含めて、これからどうなっちゃうのかなんて、今この瞬間に関しては取り越し苦労で、目の前のこのステージを全力で楽しむことが彼らにとっては1番の力になるはず、とそう思ったんです。そんなことを悶々と考えていたからかなのか分からないけれど、iKONはコニギのために、コニギはiKONのために、そんな優しさとかあったかさとか、一体感をあの日の会場から強く感じました。このツアーで最大限良いステージをするためのセトリはもちろん最高で、彼らのパフォーマンスも申し分ないくらいにかっこよくて、相変わらずの日本語力の高さに驚かされる。しかもMC面白いし。福岡初日、マリンメッセ。そこには2年前に初めてiKONを見た時と変わらない、だけど確実にパワーアップもしてる、そんな彼らの姿がありました。

 

ハンビンが居なくなってもうすぐ3ヶ月。内2ヶ月、というかほとんどの時間はツアーをしていた彼ら。その間、考える時間とか話す時間とか少なからずあっただろうけど、気持ちの整理なんてしている暇、きっとなかったのではと思います。10月に入ればまたペンミが始まるし、年末にはまたツアーが始まる(冷静に考えたらすげえスケジュールだよな)。こうやって今まで通り忙しく走り抜けていく中で自然と気持ちも一緒に整理できればいいけど、そんな簡単に整理できるような問題じゃないですよね。解決しようにも、答えなんて誰にも分からないし。色々考えてもどうにもならないなら前だけ見て進むしかない、と私なら考えると思う。ハンビンのこと置いていきたくないけど、そうやって苦し紛れでも進むしかないように思う。私自身、いちファンとしては、こうやって公演を見たりカムバを迎えたりしていくうちにいつか6人のiKONに完全に慣れてしまう日がくる気がして、そのいつかを迎えることが怖いような、だけどその方がハンビンも気が楽なんじゃないかと思うような。『いつまでも待ってるよ』『帰ってきて』ってもちろん思ってるけど、それがハンビンにとっていつか必ず戻らなきゃいけないという負担やメンバーにとってプレッシャーになってしまうのが怖い。だったら、虚勢だとしても平気なふりして、だけど彼がいつここに戻ってきてもいいように、ファンとしての自分はやっぱり「大丈夫」でいなきゃいけないなって思います。もう何か色んなことがありすぎてメンタル鍛えられるどころかバキバキに壊れそう、というか拗らせそう。こんな風にブログ書いてる時点でもう遅いのかもしれないけど(笑)。

 

ハンビンが居ない辛さは今も残っているし、これからもずっと消えることはないと思います。何で置いていくの、どこに行っちゃったの、ちゃんとご飯食べて元気にしてるの、幸せなの、なんて気持ちをずっと抱えたまま過ごしていくと思います。大切なものは失くしてからその大きさに気づくとよく言われるけれど、私にとってのハンビンがまさにそれでした。これには自分自身がすごくびっくりしているし、その分ショックも受けてます。『ああ私、こんなにハンビン好きだったんだ、なんでもっと早く気づかなかったのかなあ』って、考えても考えても気持ちに行き場がなさすぎて超困惑してます。でもだからこそ、ハンビンが抜けてしまった穴をパフォーマンスと気持ちの両方で必死に埋めようとしている6人の姿をこれからちゃんと見ていたい。彼らはプロだから、見た目上の違和感はどんどん薄れていくのかもしれないけれど、6人がこれからどう進んでいくのかをできる限り逃さずに、きちんとこの目におさめたいと思っています。

 

てなわけで。

 

iKON FAN MEETING 2019

行きまああああああああす!